Q&A

実はそれって税理士かも

ケース1 就職・転職

Q 転職しました。
  前の会社のを退職して新しい会社に就職したのですが、税金関係でなにかしなければならないことはありますか?

A  源泉徴収票 をもらいましょう
  前の会社から給与明細の源泉徴収票をもらって新しく就職した会社に提出する必要があります。この源泉徴収票を提出することによって年末調整を受けることができます。

ケース2 結婚

Q 結婚します。
  私はサラリーマンですが、今度結婚することになりました。
  結婚すれば税金が安くなると聞きましたが、どういうことですか?

A おめでとうございます。
  結婚した相手に所得がないときや、あっても一定額以下のときには、
  あなたの所得から配偶者控除を受けられ税金も安くなるというわけです。
  なお、相手の所得が一定額を超えている場合も配偶者特別控除
  という制度があり、いくらか税金が安くなる可能性があります。

ケース3 マイホーム

Q 住まいをリフォームしたいのですが・・・
私の住んでいるマンションがかなり傷んできました。
そこで、内装をリフォームしようと思います。
費用は銀行借入で賄います。
このマンションリフォームも
住宅借入金等特別控除の対象になりますか?

A ご存知ですか?
マンションなどの区分所有建物のうち
あなたが所有する部分について行う一定のリフォーム工事は
住宅借入金等特別控除の対象になります。

ケース4 病気・怪我

Q タクシーで病院に行きました
病院に治療に行くためにタクシーを使いました。
これは医療費控除の対象となりますか?

A 記録しておきましょう。
ケースによってはタクシー、バス代等の通院費用も医療費控除の
対象となる場合がありますので、領収書を残しましょう。
通院費は診察券などで通院した日を確認できるようにしておくと
ともに金額を記録しておくようにしてください。

ケース5 副収入

Q フリーマーケットで収入を得ました。
生活に使っていた家具や衣料品をバザーに出しました。
もうけが出たのですが、税金はかかりますか?

A ケースバイケースです。
生活に通常必要な家財等を売った場合には、税金はかかりません。
そのかわり赤字のときには損はなかったものとされます。
例外として30万円を超える宝石や骨董品などを売った場合には
税金がかかります。

ケース6 資産譲渡

Q 家を売りました。
転勤にともない、マイホームを売却しました。
特別控除が受けられるって本当ですか?

A 本当です。
土地や建物を売ったときは譲渡所得として課税されます。
マイホームを売った場合は、譲渡所得の計算上、最高3000万円の特別控除が
受けられます。また、マイホームの買い替えをした場合や
マイホームを売った損失が生じた場合、税負担が軽減される特例があります。

ケース7 年金・高齢

Q 年金を受け取ります。
65歳になり、年金を受け取ります。
生命保険契約に基づく年金も、所得になりますか?

A 所得になります。
国民年金や厚生年金、共済年金、確定給企業年金などの公的年金等や、
生命保険または損害保険契約に基づく年金などはすべて雑収入になります。
400万円以下で一定の場合は確定申告は不要ですが、それ以外の場合や
還付を受ける場合は確定申告が必要です。

ケース8 相続

Q 父がなくなりました。
父が貸家を残して亡くなりました。
兄弟で遺産分配の協議を行っていますが、なかなかまとまりません。
このような場合、家賃収入はどのように申告するのですか?

A 法律で定められています。
遺産分割の協議がまとまっていない場合、家賃収入は法定相続分に応じて
申告しなければなりません。
また、遺産分割による相続税の申告も必要です。